スターアライアンス、吉祥航空と接続パートナー提携 2017年第2四半期から

スターアライアンス、吉祥航空と接続パートナー提携 2017年第2四半期から

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© Star Alliance
スターアライアンス、吉祥航空と提携

スターアライアンスは2016年10月10日(月)、吉祥航空が正式に提携し、スターアライアンスの「接続パートナー(Connecting Partner)」になると発表しました。吉祥航空は上海を拠点に運航しており、今回の提携でスターアライアンス加盟社を利用し、上海以遠の乗り継ぎ、スルーチェックイン、ラウンジへのアクセスをはじめとする、優先サービスで提携します。提携開始は2017年第2四半期を目指しています。

スターアライアンスは「コネクティング・パートナー」モデルについて、正式加盟社になることなく、スターアライアンスのネットワークに接続できるように設計された提携としています。これにより、利用者は、アライアンス加盟の28航空会社が運航する1,300空港以外の目的地にもアクセスでき、その旅行の選択肢を広げます。また、このパートナー選定は、アライアンス加盟に必要な高い基準に準拠しているとも説明しています。

吉祥航空は、2017年第2四半期をめざし、スターアライアンスの航空会社と接続を可能にするための準備作業を進めます。サービスは、ラウンジの利用、ファスト・トラックセキュリティ、追加の手荷物の預け入れ、優先チェックイン、優先搭乗、プライオリティスタンバイ、プライオリティ・バゲージ・デリバリーが対象となります。

なお、スターアライアンス加盟社で浦東と虹橋の2空港に就航するのは、 全日空(ANA)、中国国際航空、アシアナ航空、エバー航空の4社で、深圳航空は虹橋空港のみの就航です。また、浦東空港には、エア・インディア、ニュージーランド航空、オーストリア航空、エチオピア航空、ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、シンガポール航空、スイスインターナショナルエアラインズ、タイ国際航空、トルコ航空、ユナイテッド航空が就航しています。

この2空港で、19カ国、62地点を結んでおり、このうち中国国内線は26地点、国際線は36地点で、中国国内線は週830便、国際線は週760便、週およそ1,590便が運航されています。

また、吉祥航空は現在、上海・浦東と虹橋空港を拠点に56機、8カ国の69地点に週1,700便を就航しています。

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