ボーイング、20年後までの新造機需要予測 日・韓・台で計1,440機

ボーイング、20年後までの新造機需要予測 日・韓・台で計1,440機

ボーイングは2016年10月11日(火)、日本、韓国、台湾を含む北東アジア地域における民間航空機市場予測について、2016年から2035年までの間に1,440機、金額ベースで約3,200億ドルの新造民間航空機の需要が生まれるとの試算を公表しました。

ボーイングの予想では、新造機のうち65パーセントは、現行機を新たに高効率な機種に代替する需要で、残る35パーセントは新規導入分です。これにより北東アジア地域における運航機数は、現在の1,050機から2035年には1,560機に増加すると予測しています。

また、将来の納入機種の大半は787や777ファミリーに代表される中・小型のワイドボディ機になると予測しています。これらの航空機は金額ベースで72パーセントを占める最大の市場セグメントになり、納入機数は約730機、総額2,300億ドルの規模になるとみています。

このほか、新造機の42%はボーイング737型機に代表される単通路機で、主として格安航空会社(LCC)向けに納入されるとしています。

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