エールフランス航空は2016年10月13日(木)付けで、同社が受領する787初号機がエバレット工場の最終組立ラインで組立作業が完了したと発表しました。この機体はラインナンバー「500」の787-9で、787として製造される500機目とマイルストーンとなる機体です。リース会社エアキャップがエールフランスにリースします。組立は10月11日(火)に完了したとみられます。
787の製造にはダッソー・システムズ、ラビナル、ラテコエール、メッサー・ブガッティ・ダウティ、ミシュラン、ラディアル、タレス、ゾディアック・エアロスペースとフランスの8企業が参加しており、ブレーキシステム、ドア、着陸装置などの基本構造のシステムを供給しています。エールフランスは、これらの企業にも謝意を示しています。
なお、エールフランスは2017年1月9日(月)、パリ/カイロ線の定期便で787を運航開始する予定で、これを前に1月7日(土)、1月8日(日)の2日間、パリ発着で記念フライトを運航する予定です。