ボンバルディアは2016年10月14日(金)、フィリピン航空とDHC-8-400(Q400)、12機の購入意向書(LoI)を締結したと発表しました。この機材は2クラス制で、86席仕様とします。
フィリピン航空は新たな機材を導入するもので、その狙いを国内の旅行戦略を再形成するためとし、旅客向け設備と運用の柔軟性からこの機種を選定したものです。
同社は二次ハブ空港からフィリピン国内線を展開し、フィリピン国内の各島のアクセス改善を目指します。また、Q400はシートマイル、運航コストが抑えられ、競争環境をもたらし、収益性や効率性ともに確保できるとしています。
なお、ボンバルディアはフィリピン航空のQ400採用で、成田、シドニー、北京、上海、ムンバイのリージョナル・サポート・オフィスをはじめ、パーツ拠点のシドニー、北京、シンガポールとあわせて、運航を支援します。
ボンバルディアは現在、Q400で565機の確定発注を獲得しています。