海上自衛隊は2016年10月18日(火)、ニュージーランド海軍が主催する国際観艦式、ADMMプラス海洋安全保障実動訓練「マヒ・タンガロア16」、ニュージーランド海軍主催の多国間共同訓練「ナタヒ」へ参加するため、部隊を派遣すると発表しました。
この訓練には、護衛艦部隊として横須賀所属でSH-60J/K哨戒ヘリコプターを搭載する護衛艦「たかなみ(DD-110)」と、航空部隊として第31飛行隊のP−1が2機派遣されます。派遣期間は護衛艦部隊は2016年10月24日(月)から12月15日(木)、航空部隊は11月9日(水)から11月23日(水)です。
海自は、観艦式の参加で参加国との相互理解や友好親善の増進を図り、派遣隊員の国際感覚のかん養に資するとしています。また、「マヒ・タンガロア16」では、参加国の海上での共同態勢の増進や海洋安全保障について相互運用性の態勢構築に寄与、「ナタヒ」では、戦術技量の向上をめざしています。
なお、「マヒ・タンガロア16」では立入検査訓練、「ナタヒ」では対潜戦訓練を実施します。