シンガポール・セレター空港、新ターミナル工事が着工 竹中工務店が受注

シンガポール・セレター空港、新ターミナル工事が着工 竹中工務店が受注

ニュース画像 1枚目:セレター空港新ターミナル
© Changi Airport Group
セレター空港新ターミナル

チャンギ・エアポート・グループ(CAG)は2016年5月19日(木)、同社が運営し、シンガポール北部に位置するセレター空港で新しい旅客ターミナルビルの新築工事に着工、施設の詳細について発表されました。

新旅客ターミナルは日本の竹中工務店が約38億円で工事を受注したもので、2018年代半ばまでに完成する予定です。チャンギ国際空港で運航していたターボプロップ機の定期旅客便の路線がセレター空港へ移転するため、現在、年間約2万6,000人の需要が70万人に拡大、新ターミナルビルはビジネスジェットの需要に合わせこれに応じる施設とする予定です。

新ターミナルは2階建てで、航空機への乗降動線はすべて1階エリアに整備されます。チェックインカウンターと出入国管理カウンターは各4カ所、保安検査場は2レーン設置され、搭乗待合室は200人程度の収容が可能となる予定です。またチャーター便やビジネスジェットで利用する乗客の需要に応じるため、専用のチェックインエリやラウンジ、保安検査場が設けられる予定です。

なお、竹中工務店はこれまでもチャンギ国際空港ターミナルの新築工事や増築、改修工事など担当、同社は、今後も空港施設をはじめとした様々な施設の建設を通じて、同国の発展に寄与していくとしています。

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