愛知県、アジアNo.1航空産業特区の事業者追加を発表 MRJや787事業など

愛知県、アジアNo.1航空産業特区の事業者追加を発表 MRJや787事業など

愛知県は2016年10月21日(金)、愛知、岐阜、三重、長野、静岡の5県にまたがる国際戦略総合特区「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」について、参加事業者の追加に伴う変更認定申請を実施したと発表しました。

「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」は2011年に日本政府が指定した国際戦略総合特区で、中部地域から日本の航空宇宙産業を飛躍をさせること目的として、シアトル、トゥールーズに肩を並べるアジア最大の航空宇宙産業クラスターの形成を目指しています。

変更認定申請で追加された事業者は計5社で、このうち愛知県内の事業者は半田市の輸送機工業1社です。同社はボーイング787、777X、MRJの中央翼などのの部品の製造事業で特区に追加されました。

このほか三重県伊勢市のキクカワエンタープライズ、岐阜県恵那市の恵那機器、メイラ、静岡県浜松市のアイティーオーが新たに追加、それぞれ787、777X、MRJなどの機体部品や中央翼の制御用部品、中央翼部品、主翼等部品の製造に関する事業で追加されています。

なお、変更認定申請では、金融機関として百十四銀行と蒲郡信用金庫を追加、現行の33社から35社に変更されました。

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