FAA、トランプ・タワー中心に飛行禁止区域を設定 高度2,999フィート以下

FAA、トランプ・タワー中心に飛行禁止区域を設定 高度2,999フィート以下

アメリカ連邦航空局(FAA)は、2016年11月6日(日)付けで、次期アメリカ大統領となるドナルド・トランプ氏の拠点、ニューヨークのトランプ・タワー周辺でノータム(NOTAM)を発出しています。NOTAMはアメリカ大統領選挙前に発出されていたもので、11月8日(火)と11月9日(水)を指定していましたが、トランプ氏の当選を受けて11月9日に、ホワイトハウスへ移行する2016年1月21日(土)まで、期間が延長されています。

このNOTAMは、北緯40度45分54秒、西経73度58分25秒を中心とした2ノーティカル・マイルの円形状に、2,999フィートは飛行禁止区域となります。これにより、トランプ・タワーを中心にセントラルパークなどを含む一部で、ヘリコプターの飛行などに制限がおよぶ見通しです。

この飛行禁止区域の設定は、「Temporary Flight Restriction(TFR)」と呼ばれ、そのなの通り一時的な飛行制限が実施されています。特に、航空機を使用した911テロ事件の後で設定されています。

メニューを開く