防衛省は2016年11月15日(火)、ニュージーランド政府から、ニュージーランド南島で発生した地震被害に関し、ニュージーランドとの共同訓練などを実施するため派遣されている海上自衛隊のP-1哨戒機について、飛行の要請をうけたと発表しました。
これは、被災状況の確認のための飛行で、外務大臣を通じ、防衛大臣に国際緊急援助活動の実施の協議が行われました。防衛省は、国際緊急援助活動を実施するため、「国際緊急援助活動の実施に関する自衛隊行動命令」を発出しています。
この命令を受け、日本時間12時55分から、P-1哨戒機1機が被災状況の確認のため飛行しています。
ニュージーランド空軍もオハケア空軍基地からNH90、オークランド・フェヌアパイ空軍基地からP-3を投入しています。このうち、NH90は、孤立地域への輸送などで活動を行っています。