横田基地459ASと小松救難隊、UH-1Nを使用した夜間救難訓練を実施

横田基地459ASと小松救難隊、UH-1Nを使用した夜間救難訓練を実施

ニュース画像 1枚目:UH-1Nで夜間飛行訓練
© U.S. Air Force / Yasuo Osakabe
UH-1Nで夜間飛行訓練

アメリカ空軍横田基地は2016年11月16日(水)、日米共同統合演習「キーン・ソード(Keen Sword17)」で、第459空輸中隊(459 AS)のUH-1Nを使用し、航空自衛隊小松救難隊と夜間の救難訓練を実施したと発表しました。事前発表では11月7日(月)から11月10日(木)が訓練期間で、このうち夜間訓練は11月8日(火)と11月9日(水)でした。

この訓練は、アメリカ空軍が小松救難隊にナイト・ビジョン・ゴーグル(NVG)を使用した運航、特に山岳地帯での運用を共有することでした。アメリカ空軍はNVGの使用について、小松救難隊から海上より陸上の方が難しいとの印象を聞いていましたが、459ASはその逆と認識しており、両者の印象の違いについて興味深いとしながら、陸上での使用方法を伝えました。

訓練は2日間にブリーフィング、ホイストの習熟などを含め複数の任務を行いました。天候が芳しくない中、キャンプ富士への飛行任務も実施しました。

小松救難隊の隊員たちは東京の明るい夜景の上空を飛行したのは初めてとコメントし、都市の明るい光をうまく活用し、障害物を見つけることができると訓練の成果を述べています。これを受け459ASは、小松救難隊との訓練を通じ、相互の運用について理解し、関係の構築と将来の二国間での任務に好循環を与えるだろうとしています。

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