世界最短の定期便路線を運航するローガンエアー、24年ぶり自社便運航へ

世界最短の定期便路線を運航するローガンエアー、24年ぶり自社便運航へ

ニュース画像 1枚目:ローガンエアー、自社便運航開始の新塗装
© Loganair
ローガンエアー、自社便運航開始の新塗装

イギリス(UK)のスコットランドを拠点とするローガンエアーは、2017年9月1日(金)から、自社便の運航を開催すると発表しました。

ローガンエアは1993年から2007年まではブリティッシュ・エアウェイズ、2007年以降はフライビーとフランチャイズ契約を締結、運航しています。スコットランドを拠点に、24年ぶりに自社運航を再開し、これと合わせて自社便のロゴ、アイデンティティーを施した機材で運航します。

ローガンエアーは、2分で結ぶ世界最短の定期便路線、ウェストレイ/パパウェストレイ線の運航で知られていますが、同社はスコットランドとロンドン、ノリッジ、マンチェスターなどイギリスだけでなく、ダブリン、ノルウェーのベルゲンなど、46路線、週1,000便超を運航しています。

このうち、グラスゴー発着は週300便超で、インヴァネス、サムブルグ、カークウォール、ストーノウェー線を含むハイランドやシェトランド、オークニー諸島などを結ぶスコットランドで最大の運航会社です。保有機は28機で、定期便の運航に加え、郵便事業や石油・ガス産業向けのチャーター便も運航しています。

ローガンエアーは、フライビーとの契約が2017年8月末に終了することから、今回の自社便運航の計画発表となりました。ただし、フライビーとの契約は、引き続き新たな契約の締結について協議を継続するとしています。また、ブリティッシュ・エアウェイズとのコードシェアについても継続するとしています。

なお、自社の予約システムは2017年3月までに提供する計画としています。

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