TUIグループ、エティハド・グループと共同事業会社設立の交渉を承認

TUIグループ、エティハド・グループと共同事業会社設立の交渉を承認

旅行グループTUIは、2016年11月23日(水)の取締役会で、エティハド航空が提案する新たな航空会社の設立を承認し、さらに交渉を進めることを了承したと発表しました。エティハド・アビエーション・グループとTUIの交渉は数週間で確定する見込みとしています。

TUIグループは、ドイツのレジャー航空会社のTUIフライをエティハド・グループとの合弁事業を行う母体とする計画を承認したものです。エティハド航空の提案は、南ヨーロッパ、北アフリカでの観光事業についてエア・ベルリンから取得し、TUIとのジョイント・ベンチャーに加える予定で、ニキ航空の参加も検討しています。

新会社はウィーンに本社をおき、TUIフライ、ニキ航空の路線を展開し、約60機、年間1,500万席をドイツ、オーストリア、スイスの主要都市発着で供給します。

事業形態は、新たな航空会社の株式をTUIグループが24.8%、エティハド航空が25%、残る50.2%が現在のニキ航空を主体とした会社が50.2%を保有します。現在の交渉は、TUIフライのスタッフについて議論しており、同社のハノーファー拠点を含めて詳細を詰めています。

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