エアバス・ヘリコプターズは2016年11月22日(火)、インドネシアで初のAS565 MBeパンサーの3機を納入しました。インドネシア国防総省が2014年後半に契約、インドネシア海軍で使用されるAS565 MBeパンサーの11機のうち、最初の3機の納入となります。
エアバス・ヘリコプターズは残る8機を2018年までに納入する計画です。この導入でインドネシア海軍は、対潜哨戒任務の能力向上をはかります。
このAS565 MBeは、海軍向け対潜・捜索救難機のAS 565MBを改良したもので、最大離陸重量が4,500キログラム増加したタイプです。エアバス・ヘリコプターズはインドネシアでのパートナー、インドネシアン・エアロスペースに引き渡し、同社が再設計したロータークラフトを搭載するほか、インドネシア海軍の要求に応じた魚雷発射システムの装備などを手がけます。