X-2先進技術実証機、11月29日に飛行試験を実施 防衛装備庁では初

X-2先進技術実証機、11月29日に飛行試験を実施 防衛装備庁では初

防衛装備庁は2016年11月29日(火)、航空自衛隊岐阜基地でX-2先進技術実証機の3回目の試験飛行を行いました。チェースプレーンはF-2Aの「63-8502」が務めました。

X-2は初飛行が4月22日(金)、2回目が5月18日(水)で、195日ぶりの飛行となりました。この間には岐阜基地航空祭で一般公開されており、防衛装備庁に引き渡しされてから初めての飛行となり、FlyTeamメンバーからもその様子が投稿されています。

5月18日の飛行中には前脚、主脚の揚降の確認が行なわれていますが、今回も飛行中にその確認が行われた模様です。

X-2先進技術実証機は、将来の戦闘機に適用が期待されるステルス性能をはじめ、エンジン推力偏向制御などの先進技術がつぎ込まれた実験機の試作段階で、引き続き飛行を通じた技術の実証、有効性の検証を進めていきます。

■X-2(先進技術実証機) 社内飛行試験 (2016年5月公開)
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