ANAとHIS、PDエアロスペースに出資 宇宙輸送の事業化へ

ANAとHIS、PDエアロスペースに出資 宇宙輸送の事業化へ

ニュース画像 1枚目:有人宇宙機のイメージ
© PDエアロスペース
有人宇宙機のイメージ

PDエアロスペース、エイチ・アイ・エス、ANAホールディングスの3社は、民間主導による宇宙機開発について合意、宇宙旅行や宇宙輸送の事業化に向けて、2016年10月28日(金)付けで資本提携しました。

12月1日(木)付けで発表したもので、出資額はエイチ・アイ・エスが3,000万円で持株比率は10.3%、ANAホールディングスは2,040万円で持株比率は7.0%です。3社の提携では、PDエアロスペースの有人宇宙機開発にANA HDが旅客機運航の知見を活かした宇宙機のオペレーションの支援、HISが宇宙旅行や宇宙輸送サービスの販売を担います。

PDエアロスペースは、世界初となるジェットエンジンとロケットエンジンを切り替えを1つのエンジンでできる次世代エンジンの開発に取り組んでいるほか、航空機のようにシステム全てを航空機と同じように繰り返し使う完全再使用型弾道宇宙往還機の開発を進めています。

同社は、新型の次世代エンジンの技術実証に着手しており、今後は2018年10月までに
無人による100キロメートルへの到達、2020年10月まで有人による100キロメートル到達をめざし、飛行許可は2023年5月までにアメリカ連邦航空局(FAA)や国交省の認証取得、2023年12月に商用運航の開始をめざしています。

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