フランスのXL航空とラ・カンパニーは2016年12月2日(金)、フランスで初めて長距離路線を運航する格安航空の統合会社を設立すると発表しました。両社のブランドはそれぞれそのままに、両社の得意とする市場での相乗効果に加え、運航コストの低減をめざします。
XL航空はA330で北米、カリブ海、インド洋に路線を展開し、温かい食事の提供を含め、エコノミークラスのみで低運賃を提供しています。一方、ラ・カンパニーはフルフラットシートになるビジネスクラス74席のみを装備した757-200の2機で、パリ・シャルル・ド・ゴール/ニューアーク線を運航し、競争力のある運賃を提供しています。
両社の単純合併で、売上高は4億ユーロ超となる見込みです。新会社はXLエアウェイズのCEOが指揮を執る予定です。