海自「たかなみ」、ソロモン諸島から戦没者遺骨を送還 収集事業に協力

海自「たかなみ」、ソロモン諸島から戦没者遺骨を送還 収集事業に協力

ニュース画像 1枚目:護衛艦 たかなみ DD-110
© 海上自衛隊
護衛艦 たかなみ DD-110

海上自衛隊は2016年11月29日(火)、厚生労働省が実施する戦没者遺骨収集事業に協力、護衛艦「たかなみ(DD-110)」を派遣したと発表しました。協力内容は、ソロモン諸島で収容された遺骨を日本へ送還、「たかなみ」艦内での安置などです。

現地引渡式が12月3日(土)13時30分から、ソロモン諸島ホニアラ市のホニアラ港で実施されました。また、日本での遺骨引渡式は横須賀港で、12月15日(木)14時30分から行われる予定です。送還される御遺骨は、厚生労働省の遺骨収集派遣団が9月4日から9月10日までに収容し、在ソロモン日本国大使館に仮安置した御遺骨124柱です。

「たかなみ」は横須賀所属で、SH-60J/K哨戒ヘリコプターを搭載する護衛艦です。同艦は10月24日(月)から12月15日(木)までの予定で、ニュージーランド海軍主催国際観艦式とADMMプラス海洋安全保障実動訓練「マヒ・タンガロア16」へ参加、派遣されていました。今回の任務は、その帰国の途中に、ソロモン諸島へ寄港し、横須賀に帰港します。

期日: 2016/12/03 〜 2016/12/15
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