エンブラエル、E175-E2の運航開始時期を2021年に後倒し

エンブラエル、E175-E2の運航開始時期を2021年に後倒し

ニュース画像 1枚目:E175-E2のイメージ
© Embraer
E175-E2のイメージ

エンブラエルは2016年12月1日(木)、同社が開発を進めているE2プログラムのうち、E175-E2の運航開始時期を2020年予定から後倒し、2021年にすると発表しました。

エンブラエルはこの時期変更について、現行のE175ジェットが北米市場で引き続き強いニーズがあること、アメリカの一部航空会社とパイロット組合が最大離陸重量について現行基準の76席規模で合意したことを受けたものです。アメリカの大手航空会社と労働組合との交渉は、次回は2019年の予定で、エンブラエルはこれまで時期を待つとしています。

なお、変更はE175-E2のみで、E190-E2とE195-E2はそれぞれ2018年第1四半期と2019年に営業飛行を開始する計画に変更はありません。エンブラエルはこの開発については、型式証明の取得プログラムは順調に進捗していると説明しています。

エンブラエルはE175-E2で確定、オプションともに100機を受注しています。

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