ドイツ海軍向けNH90シーライオン、ドナウヴェルト工場で初飛行

ドイツ海軍向けNH90シーライオン、ドナウヴェルト工場で初飛行

ニュース画像 1枚目:ドイツ海軍 NH90
© Airbus Helicopters
ドイツ海軍 NH90

エアバス・ヘリコプターズは2016年12月8日(木)、ドイツ海軍向けNH90シーライオンが初飛行したと発表しました。エアバス・ヘリコプター・ドナウヴェルト工場で飛行したもので、エアバス・ヘリコプターズ・ドイツのCEOやドイツ海軍の高官らが見守りました。

ドイツ海軍向けNH90シーライオンは、すでに納入済みの海軍向けNH90から改善が施され、センサーが増加しているほか、ナビゲーション、通信機器などが改良されています。

このシーライオンは、NH90プログラムとして一貫して生産する体制で早期に製造し、特殊機材などは必要に応じて追加搭載することで、納入期間を大幅に削減しています。また、将来の変化に応じて、適切な機材を搭載できるような設計となっています。

エアバス・ヘリコプターズは今後、ドイツ海軍に2019年末の納入をめざし、海軍の技術者やパイロットの養成をあわせて進めます。配備後は捜索救助(SAR)、海上偵察、特殊部隊の任務や人員・物資輸送などにあたる見込みで、契約する18機を2022年までに完納する予定です。

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