MAG36のMV-22B、沖縄の海上に不時着 防衛相が飛行停止を申し入れ

MAG36のMV-22B、沖縄の海上に不時着 防衛相が飛行停止を申し入れ

ニュース画像 1枚目:MAG36 VMM-265のMV-22B
© U.S. Marine Corps / Lance Cpl. Erik S. Brooks Jr.
MAG36 VMM-265のMV-22B

アメリカ海兵隊の第3海兵遠征軍、防衛省によると、普天間基地に配備されている第1海兵航空団の海兵第36飛行大隊(MAG36)に所属するMV-22Bが2016年12月13日(火)21時30分ごろ、沖縄県名護市東海岸から約1キロメートルの沖合で水上に不時着しました。アメリカ海軍はキャンプシュワブ沖で22時ごろに発生としています。

これを受け、アメリカ空軍は嘉手納基地の第33救難飛行隊のHH-60Gが搭乗していた5名を救出、このうちけがをした2名はアメリカ海軍の病院に搬送され、手当を受けています。

また、防衛省では航空自衛隊那覇救難隊のU-125とUH-60が1機ずつ、捜索活動のため現場に向かいました。この事故に対しては、事故後22時28分に防衛相が情報収集の徹底と状況の把握、人命救助に万全を期すこと、地元への説明など、対応を確実にすることを指示しています。

人命救助などを受け、12月14日1時頃までに沖縄防衛局長がコンウェイ在沖米海兵隊政務外交部長に面談、2時20分すぎには防衛相がマルチネス在日米軍司令官へ電話でそれぞれ、事故に関連する原因究明、情報提供、安全確認までの飛行停止を申入れたほか、同様の申し入れを行いました。

第3海兵遠征軍は事故原因の調査を開始するとも発表しています。

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