岩国基地フレンドシップデー、エアショー団体ICASの最高賞を受賞

岩国基地フレンドシップデー、エアショー団体ICASの最高賞を受賞

ニュース画像 1枚目:Dick Schram Memorial Community Relations賞を受賞
© Larry Grace
Dick Schram Memorial Community Relations賞を受賞

アメリカ海兵隊岩国基地は2016年12月8日(木)、ラスベガスで開催された国際航空ショー協議会(ICAS)で「Dick Schram Memorial Community Relations」賞を受賞しました。

ICASは、エアショーの活性化とイベント開催時の安全性の基準や小規模なオーガナイザー向けのアドバイスなどの活動を行う団体で、「Dick Schram Memorial Community Relations」賞はアメリカ軍の基地で開催されるエアショーを対象に贈られる最も名誉ある賞です。

この賞を受賞するのは岩国基地では初めてで、アメリカ以外の基地で開催されたエアショーでの受賞も初めてとなります。岩国基地は2016年5月5日(木・祝)、「岩国基地 フレンドシップ・デー 2016」を開催し、その実施にあたり、山口県、岩国市など地元自治体や民間との協力、さらには東京から九州までの幅広い協力を得られたことが評価されました。

「岩国基地 フレンドシップ・デー」は1973年から続く伝統あるエアショーで、2015年から海上自衛隊も全面的に協力し、そのエアショーの構成、内容の充実に務めています。来場者は2015年が165,000人、2016年が175,000人でした。

また、2016年のフレンドシップ・デーの企画、開催では、エアショーの2週間前に発生した熊本地震に伴い、海自が予定していた展示機を取りやめ、地震救援活動の支援に投入し、海兵隊はイベントの開催と支援活動を同時に実施することにも取り組みました。また、エアショー会場では義援金702,304円を集め、新たな友好関係を築いたものとなりました。

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