エアバス、PW1100G-JMエンジン搭載のA321neoで型式証明を取得

エアバス、PW1100G-JMエンジン搭載のA321neoで型式証明を取得

ニュース画像 1枚目:エアバス A321neo
© Airbus S.A.S.
エアバス A321neo

エアバスは2016年12月15日(木)、プラット・アンド・ホイットニーのPurePower PW1100G-JMエンジンを搭載したA321neoについて、ヨーロッパ航空安全庁(EASA)とアメリカ連邦航空局(FAA)から同時に型式証明を取得したと発表しました。

EASAとFAAからそれぞれ文書の交付を受けたもので、エアバスのディディエ・エブラード航空機プログラム担当上席副社長とクラウス・ロエヴェA320ファミリープログラム担当上級副社長が受領しました。

エアバスはA321neoの市場投入で、航空会社に優れた経済性と快適性を兼ね備えながら、保有機を大型化するという選択肢を提供します。また、この型式証明の取得というマイルストーンは、関係するすべての関係者の貢献があってこそ成し遂げたものと感謝の意を表しています。

A321neoは、開発が進められているA320neoファミリーで最も大きい機体です。試験飛行では130フライト、350飛行時間を超えるプログラムを経ており、機体、システムは設計限界を超えた性能が認証され、必要なすべての耐空要件を満たしています。また、テストプログラムでは燃費、航続距離の性能目標を達成しているほか、騒音影響範囲の削減、低速度性能も実証しました。

なお、日本の航空会社ではANAホールディングスがA321neoを26機、発注しています。

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