日通、メキシコ向け航空混載サービス 羽田発深夜便を利用する商品を販売

日通、メキシコ向け航空混載サービス 羽田発深夜便を利用する商品を販売

日本通運は2016年12月15日(木)から、メキシコ向け航空混載サービス「Mexican Eagle Liner Midnight Express(メキシカンイーグルライナーミッドナイトエクスプレス)」を開始しました。日本発メキシコ向け航空混載サービス「Mexican Eagle Liner」シリーズを拡充したもので、航空貨物輸送で「業界最速」の日本発メキシコシティ、グアダラハラ向けハイスピード商品です。

日通は、フォワーダー業者として唯一、羽田空港内に国内・国際貨物の双方を取り扱う上屋を運営し、国内線で到着した国際貨物を空港内で仕分けし、そのまま国際線へ積み込むことができます。この利点を活用し、国内各地から発送された荷物を当日深夜の羽田発ロサンゼルス向けの便に積み込みます。

例えば、日本各地から羽田に集められた荷物を、全日空(ANA)のNH106便、22時55分に搭載し、約10時間の飛行でロサンゼルスに15時50分に到着、さらにロサンゼルスでアエロメヒコ航空のAM785便で23時59分に出発、約3時間の飛行でグアダラハラに5時すぎに到着します。

海外へ日本からの部材や試作品の緊急輸送で、自社社員や委託先のスタッフが荷物と同じ航空機に手荷物、または預け入れ貨物として到着空港で通関を行う「ハンドキャリー」があるものの、往復に要する時間や旅客費用などが課題で、日通ではこのサービスで羽田空港発ロサンゼルス向け深夜フライト活用と、自社によるロサンゼルスでの転送作業により、出荷日の翌日早朝にメキシコシティ・グアダラハラ空港への到着を保証します。

また、日本全国どこからでも利用可能で、羽田空港内の自社保税上屋に19時30分までに搬入された貨物は、当日フライトに搭載、翌日早朝にメキシコシティおよびグアダラハラ空港に到着となります。また、価格はハンドキャリーと日通では半額から3分の1程度としています。

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