パキスタン国際航空は2016年12月18日(日)、パキスタン民間航空局が同社保有のATR機について性能試験の実施を求め、それに伴い運航停止していたATRのうち、6機の運用を再開したと発表しました。同社は大破したATRを除きATR 42-500、ATR 72-500を計10機、保有しています。
再開初便は、イスラマバード発着のムルターン線、PK681、PK682便でした。12月19日にはイスラマバード発着のギルギット、カブール、ムルターン線にも投入されています。
同社は2016年12月7日の事故を受け、ATRの試験を行い、ATRやエンジン・メーカーのプラット・アンド・ホイットニーなどと連携し、情報提供を受けているとしています。