陸上自衛隊、美保に中部方面ヘリコプター隊第3飛行隊を新編 2017年度予算

陸上自衛隊、美保に中部方面ヘリコプター隊第3飛行隊を新編 2017年度予算

防衛省の2017(平成29)年度予算で、美保基地を拠点とし、陸上自衛隊の中部方面ヘリコプター隊第3飛行隊(仮称)が新編されることが盛り込まれました。これは「大規模災害等への対応」として実施する対応で、日本各地で発生する地震や津波、火災など災害対処拠点となる駐屯地、基地などの機能維持と強化策の一環です。

航空自衛隊美保基地に隣接し、美保分屯地(仮称)を設け、CH-47を配備する計画です。この計画は、2018(平成30)年度までの中期防衛整備計画で日本海側の沿岸地域の防衛・警備任務を担う陸自中部方面隊の空中機動力の強化をめざした施策として掲げられている施策です。美保基地ではこれに伴う格納庫の工事や誘導路の切替工事なども行われる予定です。

なお、美保基地をめぐっては、KC-46Aの配備を2020年度以降に計画されており、これに伴う格納庫整備、駐機場の整備なども行われる計画があります。

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