CFMインターナショナル、C919向けLEAP-1Cエンジンで型式証明を取得

CFMインターナショナル、C919向けLEAP-1Cエンジンで型式証明を取得

ニュース画像 1枚目:C919に搭載されているLEAPエンジン
© 中国商用飛機
C919に搭載されているLEAPエンジン

CFMインターナショナルは2016年12月21日(水)、同社が開発するLEAPエンジンのうち、LEAP-1Cについてヨーロッパ航空安全庁(EASA)とアメリカ連邦航空局(FAA)から同時に型式証明の認可を得たと発表しました。LEAP-1Cエンジンは、中国商用飛機(COMAC)が開発するC919向けのエンジンで、これにより同型機の初飛行に道を開きます。

CFMインターナショナルは、GEとサフランの合弁企業としてのメリットを最大限に発揮し、アメリカとヨーロッパの航空当局から同時に認可を得ることができるエンジン・メーカーだとアピールしています。LEAPエンジンでは、すでにA320neo、737 MAX向けにLEAP-1A、LEAP-1Bエンジンが開発、型式証明を取得しており、今回の型式証明で3種類の認証取得となります。

LEAP-1Cエンジンの飛行テストは2014年後半に747テストベッドに搭載して開始し、2015年11月にはC919が上海でロールアウトしています。また、2016年11月初頭に上海・浦東空港の施設でエンジンを始動し、10分間の試運転を行っています。

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