アメリカ空軍マイノット空軍基地に所属するB-52爆撃機から、エンジンが脱落するインシデントが発生しました。アメリカabc、Defense Newsなどが伝えています。
この事故は2017年1月3日(水)、マイノット空軍基地付近で訓練中に発生したもので、B-52に搭載する8発エンジンのうち1発が脱落したものです。報道によると、この機は緊急事態を宣言し、マイノット空軍基地に無事に着陸しました。搭乗していた5名の乗組員も全員、無事でした。
脱落したエンジンは基地の北東、およそ25マイルでの居住者のいない場所で発見され、UH-1Nヒューイで回収されました。
なお、B-52にはプラット・アンド・ホイットニーのTF33-P-3ターボファンエンジンが搭載されています。B-52は1952年に初飛行し、アメリカ空軍では2040年まで運用を継続する方針です。