アントノフ、An-2複葉機の初飛行70周年で記念の催しを実施へ

アントノフ、An-2複葉機の初飛行70周年で記念の催しを実施へ

ニュース画像 1枚目:展示されているAn-2
© ANTONOV Company
展示されているAn-2

アントノフは2017年、An-2複葉機の初飛行から70周年を迎え、これを記念する催しを企画していると発表しました。An-2はアントノフとして初めて製造した航空機で、1947年8月31日(日)に初飛行しました。当時、設計・製造を担当したオレグ・アントノフ氏はAn-2複葉機について懐古し、「私の最大の成功」との言葉を残し、現在のアントノフの航空機の源流となっています。

AN-2は多くの派生型が生み出され、さまざまな用途に対応し、幅広く使用されました。旅客輸送に留まらず、動物、そして様々な貨物輸送をはじめ、農作業や地質調査などに使用され、1万7,000機超が製造、数千人ものパイロットが訓練を受けました。アントノフでは、その多目的機として使用された経歴から、飛行時間の計算や任務の詳細を追って行くことは不可能に近いとしています。

アントノフは、このAn-2を皮切りとし、2016年末には最新の航空機としてAn-132輸送機をロールアウトしたばかりです。また、同社は世界最大の航空機として、An-225ミーリヤを開発、運航しているほか、An-148/An-158ファミリー、An-178、An-132などの製造・開発を手がけています。

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