パイパー・エアクラフトは2017年1月11日(水)、中国のチャイナ・エア・シャトル(CAS)からパイパーPA-28-181 アーチャー(Archers)を50機、受注したと発表しました。CASは北京、香港、西安などでチャーター便、企業向け通勤事業を行っているほか、航空機取引、コンサルティング、航空関連の投資事業などを手がけています。
パイパーはフロリダ州の同社工場で製造し、認証を得た後に山東省日照市のCASの工場へ輸送、ここでさらに再度組立が行われます。日照市の施設は、中国顧客向けの組み立て、再組立、訓練、メンテナンス、保守サポートを含むこの地域でのサービスセンターとなります。
納入は2017年第2四半期から開始し、2017年中に30機、2018年第1四半期、第2四半期にさらに20機が納入される予定です。CASはさらに発注を行い、機材を確保する計画もあるとしています。
CASは中国でのPA-28-181 Archersのディーラーとなっており、この機材は中国各地の主要な飛行訓練学校、ジェネラル・アビエーションの企業に提供され、1機目はRuixiangフライト・アカデミーに導入される予定となっています。