マレーシア航空のMH370便、一連の捜索活動が終了 新証拠で活動再開

マレーシア航空のMH370便、一連の捜索活動が終了 新証拠で活動再開

マレーシア、オーストラリア、中国の3カ国は2017年1月17日(火)、2014年3月8日(土)に消息を絶ったマレーシア航空のクアラルンプール発北京着MH370便の捜索活動について、最後の船舶が捜索エリアを後にし、活動を一端、終了したと発表しました。

3カ国は2016年7月、実施しているインド洋海域の12万平方キロメートルで航空機の位置を特定する新たな資料が見つからない場合、2017年に活動を中断することで合意していました。

2016年7月の3カ国閣僚級会合の後も、捜索対象となるインド洋南部の水中探査エリアで最先端の技術、海底捜索では最も高度な技術を持つ専門家たちのアドバイスなどを受けながら捜索活動が続けられましたが、不明となった「9M-MRO」につながる物証などを見つけることができませんでした。

三カ国は共同声明で、この悲劇について初動時期からその専門知識と支援を提供し、捜索活動に協力した多くの国々に感謝すると述べています。なお、捜索活動は新たな情報により、機体の位置が特定され次第、改めて活動を再開することでも合意しています。

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