エンブラエル、E195-E2初号機の最終組立 主翼接合を完了

エンブラエル、E195-E2初号機の最終組立 主翼接合を完了

エンブラエルは2017年1月13日(金)、E195-E2初号機の最終組立の進捗を公開し、主翼接合を完了したと発表しました。公開された画像は、機体の胴体部分と左翼が接合された様子を確認できます。同社は2016年11月に主翼組立の進捗を明らかにしており、今回の主翼接合で次世代機E2の2機種目の開発が順調に進んでいることをアピールしています。

E195-E2の主翼は構造部の重量を軽量化し、メンテナンスのコストを抑える設計を採用するなど、工夫が加えられています。同社はすでにプラット・アンド・ホイットニーのPW1900Gエンジンを搭載したE190-E2の試験飛行を進めており、E190-E2は2018年第1四半期に営業飛行を開始し、E195-E2は2018年後半に納入、2019年に営業飛行を開始する予定です。

なお、E2の開発はE175-E2について、営業開始時期を2020年の当初予定から2021年に後倒しすると発表しています。

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