アメリカ海兵隊は2017年1月18日(水)、第3海兵航空団の第121海兵戦闘攻撃飛行隊(VMFA-121)グリーンナイツのF-35BライトニングIIが、岩国航空基地に到着したと発表しました。MCASユマを出発し、アラスカ州エルメンドルフ・リチャードソン統合基地を経由して、到着しました。
VMFA-121は岩国配備に伴う移動について、航空機の物流、隊員の輸送など多くの課題があり、海兵隊が数カ月に渡り準備を進め、F-35Bの岩国飛来になったと説明しています。このF-35Bは日本で初めて配備されるF-35となります。
また、F-35Bの実戦飛行隊が配備されている基地は世界で2拠点目で、アメリカ国外では初めてとなります。この配備を通じ、日本をはじめアメリカとの同盟国の安全保障環境を保つと同時に、この地域での脅威に対抗するものとなります。
なお、1月に10機、さらに8月には6機、計16機のF-35Bが岩国に配備される予定です。また、アメリカのエアショーではすでにF-35Bの航過や機動飛行、垂直離着陸など各種性能を披露しており、岩国基地で例年5月に開催されるエアショーでの展示も期待されます。