2月で日本の地球観測衛星30周年 JAXAが東京で記念シンポジウムを開催

2月で日本の地球観測衛星30周年 JAXAが東京で記念シンポジウムを開催

ニュース画像 1枚目:日本初の地球観測衛星「もも1号(MOS-1)」
© 宇宙航空研究開発機構
日本初の地球観測衛星「もも1号(MOS-1)」

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2017年2月13日(月)の13時30分から18時まで、日本初の地球観測衛星打上げから30年を迎えることを記念し、東京・神田駿河台の御茶ノ水ソラシティ2階「ソラシティホール」で地球観測衛星30周年記念シンポジウムを開催します。

日本初の地球観測衛星は、JAXAの前身である宇宙開発事業団(NASDA)が1987年2月19日(木)に打ち上げた海洋観測衛星「もも1号(MOS-1)」です。可視近赤外放射計(MESSR)、可視熱赤外放射計(VTIR)、マイクロ波放射計(MSR)の3種類のセンサが搭載され、1995年11月まで運用されました。

2月13日(月)に開催されるシンポジウムでは、「もも1号」の打上げ30年を記念し、JAXA地球観測衛星を活用した災害・気候変動分野での社会実装に向け、利用ユーザの事例や今後の活動について紹介されます。イベントプログラムの詳細は下記の通りです。

参加を希望する場合、JAXA専用サイト参加登録フォームからの事前登録が必要です。参加費は無料です。詳しくは、JAXA「球観測衛星30周年記念シンポジウム」ウェブサイトを参照ください。

■地球観測衛星30周年記念シンポジウム プログラム
13:30 開会挨拶 (JAXA)
13:45〜14:05 基調講演1 (国立環境研究所)
14:05〜14:25 基調講演2「Decadal Surveyの現状と成果」(米国科学アカデミー)
14:25〜14:45 基調講演3「欧州における地球観測衛星の現状と成果」(欧州委員会)
14:45〜15:05 「新たな時代を迎えた地球観測衛星の役割」(JAXA)
15:05〜15:25 休憩 映像投影10分(開発から利用までの歴史映像)
15:25〜15:45 衛星データ利用事例「防災・災害対応 地震火山の把握」(国土地理院)
15:45〜16:05 衛星データ利用事例「防災・災害対応 水災害の把握」(国土交通省)
16:05〜16:25 衛星データ利用事例「気候変動 温室効果ガスの把握」(環境省)
16:25〜16:45 衛星データ利用事例「気象予測」(気象庁)
16:45〜17:00 衛星データ利用事例「IPCCなどへの地球観測衛星の貢献」(JAXA)
17:00〜17:15 衛星データ利用事例「商業利用/AW3D-」(NTTデータ)
17:15〜17:30 利用事例「AIx宇宙によるサービス」(産業技術総合研究所)
17:30〜17:45 利用事例「宇宙x海洋xIOT 船舶分野の活用」(マリタイムイノベーション)
17:45〜18:00 質疑応答
18:00 閉会挨拶 (JAXA)

期日: 2017/02/13
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