ANA1831便の滑走路逸脱、重大インシデントに 運輸安全委員会が調査へ

ANA1831便の滑走路逸脱、重大インシデントに 運輸安全委員会が調査へ

ニュース画像 1枚目:HBC情報カメラ、2017年1月19日 17時すぎの画面キャプチャ
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HBC情報カメラ、2017年1月19日 17時すぎの画面キャプチャ

国土交通省は2017年1月19日(木)、新千歳空港に着陸後、滑走路を逸脱したANA1831便について重大インシデントと認定しました。運輸安全委員会が調査官を派遣し、原因調査にあたります。

これは、秋田発新千歳着ANA1831便が新千歳空港のB滑走路に11時56分ごろ着陸後、滑走路からスポットへ向かう際、19Lエンドでスリップし、曲がりきれず、雪だまりに停止したものです。

この便は、ANAウイングスの機体記号(レジ)「JA461A」のDHC-8-400(Q400)で運航されており、乗員乗客25名にはけがなどはありませんでした。また、この機体は17時現在も機体を牽引、スポットへ向かうために雪かきや周辺の整備作業などが進められ、滑走路にまで戻っています。

ANAグループは、運輸安全委員会の調査に全面協力するとしているほか、「当該便にご搭乗のお客様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と陳謝しています。

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