厚木から岩国へのCVW-5移転、2017年後半に開始 11月にF/A-18

厚木から岩国へのCVW-5移転、2017年後半に開始 11月にF/A-18

ニュース画像 1枚目:EA-18Gグラウラー、参考画像
© U.S. Navy / Nathan T. Beard
EA-18Gグラウラー、参考画像

空母艦載機の岩国飛行場への移駐について、防衛省が神奈川県にスケジュールを明らかにしています。早期警戒機のE-2D先進型ホークアイが2017年2月、第5空母航空団(CVW-5)の一員として、日本への前方展開海軍戦力に加わる計画が発表されていますが、その他の機種についても移駐時期が明らかになっています。

E-2Dを運用する第125早期警戒飛行隊(VAW-125)は、旧型機のE-2Cを運用する第115早期警戒飛行隊(VAW-115)と交代し、海兵隊岩国航空基地に前方配備されます。VAW-125は岩国基地に飛来し、発表されている通り、2、3カ月程度の短期間の配備前訓練を実施し、岩国を離れ、空母USSロナルド、レーガン(CVN-76)に搭載されます。

CVW-5の厚木飛行場から岩国飛行場への移駐は、2017年後半に開始される予定で、早ければ2017年7月以降にCVN-76が横須賀に寄港する時期になる模様です。その後は、2017年11月頃、F/A-18スーパーホーネットの2部隊が岩国へ移駐をはじめ、2018年1月頃にEA-18Gグラウラーの部隊とC-2グレイハウンド部隊、さらに2018年5月ごろにF/A-18スーパーホーネットの2部隊がそれぞれ移駐する計画です。

この空母艦載機の移駐に伴い、軍人約1,700人、軍属約600人、その家族約1,500人、計およそ3,800人が岩国飛行場へ移動する予定となっています。

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