愛知県は2017年1月30日(木)、2017年11月末のオープンを目指して県営名古屋空港近くで整備を進めている航空博物館「あいち航空ミュージアム」について、指定管理者を募集した結果、県営名古屋空港ターミナルビルの管理運営業務などを行う「名古屋空港ビルディング」に決定したと発表しました。
「あいち航空ミュージアム」は、エアポートウォーク名古屋の駐車場スペースに設けらる展示施設です。展示される機体は、航空自衛隊で使用していたYS-11のほか、三菱重工業で開発されたMU-2、MU-300、MH2000などで、当初予定されていた零戦の展示は当面見送られ、MRJの試験飛行で使用したテスト機1機を後に追加する予定であることが明らかになっています。
指定管理者の募集は2016年9月から11月まで実施されていたものです。名古屋空港ビルディングは今後、愛知県議会の議決を経て、3月にも指定管理者に指定される見通しです。なお、指定期間は「あいち航空ミュージアム」開館日の11月30日(木)から2021年3月31日(水)までとなります。