エアバス、3機目のA350-1000が初飛行 「カーボン」デザイン機

エアバス、3機目のA350-1000が初飛行 「カーボン」デザイン機

エアバスは2017年2月7日(火)、開発を進めているA350-1000の3機目、2号機となる機体記号(レジ)「F-WLXV」で初飛行を実施しました。

A350-1000は2016年11月24日(木)に1機目「F-WMIL」が初飛行、2機目「F-WWXL」が2017年1月10日(火)、これに続く初飛行となります。初飛行はトゥールーズを離陸し、ボルドー付近へ向かい、トゥールーズに戻る約2時間の試験でした。

A350-1000の開発は3機体制で試験飛行を実施し、初号機の製造番号(MSN)「059」は、フライトエンベロープ、飛行性能、搭載負荷、制動を含むパフォーマンステストを実施ます。飛行では2機目となるMSN「071」は、ブレーキ、パワープラント、システム、オートパイロットを含む性能評価、3機目のMSN「065」は客室を搭載し、客室や各種システムの評価を行います。

なお、MSN「065」は、ルートプルービングも実施する予定で、この機体は基本構造材の「カーボン」をデザインしたカラーリングが施されています。A350-900でも機体記号(レジ)「F-WWCF」、MSN「002」に「カーボン」を胴体にデザインしているほか、MSN「005」にも垂直尾翼にも「カーボン」デザインが採用されていました。

ニュースURL
メニューを開く