ロシアUAC、390席のIL-96-400Mを開発で合意 2019年初飛行へ

ロシアUAC、390席のIL-96-400Mを開発で合意 2019年初飛行へ

ニュース画像 1枚目:390席のIl-96-400Mを開発へ
© UAC / United Aircraft Corp
390席のIl-96-400Mを開発へ

ロシアのユナイテッド・エアクラフト(UAC)は2017年2月10日(金)、イリューシン・アビエーションとIL-96の発展系の開発で合意したと発表しました。IL-96-300を発展させた機体で、IL-96-400Mとして展開する予定で、長距離機材としてロシア国内の地域間輸送のニーズを満たすことに加え、ロシアの技術的な独立性を保つ開発と位置づけています。

IL-96-300と比べ、胴体は9.65メートル長く、エンジンはPS-90Aを強化したPS-90A1エンジンを搭載します。最大座席数は390席で、快適さを保つ機内で、インターネット通信、大型のオーバーヘッドビンなどを備え、現代的なギャレーの装備などを想定しています。

また、IL-96-400Mは各種のICAO要件を満たし、近代的な飛行制御やナビゲーションシステムを備えた機体となります。 製造はヴォロネジ・エアクラフト(VASO)で製造され、2019年に初飛行を予定しています。

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