アメリカ空軍は2017年1月末から、ネリス空軍基地などで開催された演習「レッドフラッグ17-1」で、F-35AライトニングIIが参加、そのマルチロール能力とステルス性を確認し、改めて「ゲーム・チェンジャー」であると評しています。
F-35Aは、これまでの主力機、A-10サンダーボルトII、F-16ファイティングファルコン、F-15イーグル、F/A-18ホーネットなどの第4世代戦闘機で、高度な防空システムやレーダー、赤外線で防御されている地域での空対地射爆撃訓練を行い、その能力を確認しています。
これまでのレッドフラッグ演習では、同様の環境の訓練を行う場合はトマホークミサイルなどで攻撃を行ったことを想定し、第4世代機を展開させていましたが、F-22ラプターとF-35AライトニングIIで、より機動的に目標の攻撃が可能になっています。
また、F-35Aは今回の演習で、空対地攻撃の後に空対空の演習にもそのステルス性を活かし、「見られること無く」戦線に参加できたとしています。