ノースロップ・グラマン、米陸軍向けUH-60Vブラックホークで初飛行

ノースロップ・グラマン、米陸軍向けUH-60Vブラックホークで初飛行

ニュース画像 1枚目:1月19日に初飛行したUH-60Vブラックホーク、外観に大きな変更はない
© Northrop Grumman
1月19日に初飛行したUH-60Vブラックホーク、外観に大きな変更はない

ノースロップ・グラマンは2017年2月13日(月)、アメリカ陸軍向けUH-60Vブラックホークの初飛行を完了したと発表しました。アラバマ州ハンツビルで1月19日(木)、初飛行したものです。

UH-60Vブラックホークは、UH-60Lのコクピットをアップグレードし、デジタルコクピット化、統合アビオニクススイートを装備するなど、複雑な任務に対応する電子機器、ソフトウェアを中心としたアップグレードです。レッドストーン・ディフェンス・システムを主契約者とし、ノースロップ・グラマンが統合アビオニクススイートなどを提供しています。

初飛行はデジタルコクピットの設計と開発プログラムの大きなマイルストーンとなり、プログラムは計画されたタイムライン通りに進捗しています。ノースロップ・グラマンは、引き続き長期的な価値の創出と柔軟性を確保し、手頃な価格で低リスクのソリューションを提供するとしています。

UH-60Vは、UH-60Lのアップグレードを費用対効果の高さを確保しながら近代化に取り組むプログラムで、採用されるシステムはUH-60Mの最新型のフライ・バイ・ワイヤ搭載、コマン・アビオニクス・アーキテクチャー・システム(CAAS)によるグラスコックピット搭載機との共通性が高い機種とされています。

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