広島県、広島空港の経営改革で3月に県の基本方針を策定 民営化へ

広島県、広島空港の経営改革で3月に県の基本方針を策定 民営化へ

広島県は2017年2月15日(水)、「広島空港の経営改革に係る県の基本方針案」についてパブリックコメントを実施、その結果を発表しました。意見は2016年12月13日(火)から2017年1月12日(木)まで募集し、期間中に5人、1団体から計23件、寄せられました。

このうち、3件について記載内容や表現を追加、修正をおこなうほか、6件は修正は行わないものの、意見の趣旨が案に盛り込まれているもの、6件は今後の手続きについての意見や要望で検討、8件は基本方針案には関わらないものとしています。

修正を行う意見のうち、「LCC拠点空港化」の解説が必要と指摘され、それを加えるとしたほか、空港アクセスの取り組みの方向性として高速ルート、一般ルート、選択ルートのトリプルウェイ化と「その他の取組」としているところ、「その他」を「アクセス強化に向けて関係機関と連携して進める取組」に変更します。

なお、広島県ではこのパブリックコメントを反映し、航空系事業と非航空系事業を一体化し、戦略的な空港運営を可能とする基本方針を3月にとりまとめ、具体的に同空港の民営化に向けて動き出すこととなります。

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