陸上自衛隊、2016年度の第3四半期に災害派遣した航空機はのべ100機

陸上自衛隊、2016年度の第3四半期に災害派遣した航空機はのべ100機

陸上自衛隊は2017年2月16日(木)、2016年度の第3四半期にあたる2016年10月から12月までに実施した災害派遣活動などの実績を発表しました。

これによると、陸上自衛隊が2016年度第3四半期に実施した災害派遣の総数は66件で、派遣した人員は延べ13,849人、航空機は100機、車両は1,900両でした。

災害派遣の内訳は、緊急患者空輸に関わるものが53件と最も多くなっています。このほか、行方不明者の捜索救助関連が2件、山林火災に係るものが1件、風水害関連が1件、地震に係るものが1件となっています。災害派遣件数は2015年度第3四半期と比較して増加、派遣航空機数も33機増加しました。

陸上自衛隊では2016年度第3四半期の災害派遣に関する特徴として、派遣人員数の72パーセントを占める10,022名分の派遣が、鳥インフルエンザ発生に伴う鶏殺処分に係る災害派遣であったことや、緊急患者空輸では沖縄県で実施された件数が最も多く全体の約75パーセントを占めたと紹介しています。

メニューを開く