ボーイング、スカパーJSATなどと新衛星の契約を締結 2019年に打ち上げ

ボーイング、スカパーJSATなどと新衛星の契約を締結 2019年に打ち上げ

ニュース画像 1枚目:JCSAT-18が搭載される予定のボーイング702型衛星
© Boeing
JCSAT-18が搭載される予定のボーイング702型衛星

ボーイング・グループの人工衛星部門を担当するボーイング・サテライト・システムズは2017年2月20日(月)、日本の「スカパーJSAT」、シンガポールの「カシフィック・ブロードバンド・サテライト」の2社から人工衛星を受注したと発表しました。衛星の打ち上げは2019年が予定されています。

人工衛星は、ボーイングの702型衛星に2社のミッション機器をペイロードとして搭載し運用されるものです。スカパーJSATは、極東ロシアを含むアジア太平洋地域の携帯やブロードバンドサービスの向上を図る「JCSAT-18」を搭載、カシフィック・ブロードバンド・サテライトは、東南アジアと太平洋地域の20カ国以上で高速Kaバンド衛星ブロードバンドインターネットサービスを提供するための「Kacific-1」を搭載します。

スカパーJSATの「JCSAT-18」は、従来型の衛星に比べて通信容量を増大させることが可能な「ハイ・スループット・システム(HTS)」を採用し、供給不足の状態が続いているモバイルやブロードバンド等の市場からの通信需要に対応できるとしています。衛生は15年間運用される予定です。

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