福岡県で麻しん患者、症状出現前後にANAの福岡/伊丹線に搭乗で注意喚起

福岡県で麻しん患者、症状出現前後にANAの福岡/伊丹線に搭乗で注意喚起

大阪国際(伊丹)空港は2017年2月23日(木)、福岡県保健医療介護部から、麻しん患者が2月17日(金)、伊丹空港を利用していたとの情報提供を受け、その事実を公表しています。運営する関西エアポートは、該当日に伊丹空港の利用者で症状が見られる場合、速やかに医療機関を受診するよう呼びかけています。

福岡県保健医療介護部によると、当該患者はANA1672便の福岡発7時5分、伊丹着8時15分を利用しています。この患者は、症状出現前後にANA便に搭乗しており、航空機で患者と接触した場合、麻しんに感染する可能性があると注意を喚起しています。

なお、麻しんは感染すると、約10日後に発熱や咳、鼻水など風邪のような症状が現れ、2日から3日は熱が続き、39度を超える高熱と発疹が出現するとしています。感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力は非常に強いものです。

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