カタール航空は2017年3月2日(木)から、南米のラタム・エアラインズ・ブラジルからA350-900をリースし、この機材での運航を開始、ドーハ/ミュンヘン線に投入します。カタール航空は、ラタム・エアラインズから計4機をリースで導入する計画で、いずれも6カ月から12カ月を予定しています。
ラタムからリースしたA350-900は、ラタムの機内仕様がビジネス30席、エコノミー309席でしたが、カタール航空のビジネス36席、エコノミー247席に変更されます。また、パイロット、客室乗務員ともカタール航空のスタッフが乗務するドライリース契約です。
カタール航空は、ラタム・エアラインズ・グループとのリース契約で、最大4機をそれぞれ最大1年間のリース契約で、需要の増加に対応すると同時に、パートナーシップを強化するとしています。
カタール航空は、ラタム・エアラインズ・グループと2016年12月に戦略的提携を締結し、株式10%を取得しています。カタール航空とラタム・エアラインズはいずれもワンワールドに加盟しているほか、カタール航空は独自に2018年にサンチャゴへの定期便を開設する計画です。
なお、リースする機材は機体記号(レジ)「A7-AMA」とみられ、これに加え、2月27日(月)には「A7-ALN」を受領し、A350-900は15機となっています。