ブリティッシュ・エアウェイズは、リージョナル・ビジネスの成功、成長を遂げているとし、100%子会社のBAシティフライヤーの創立10周年を祝っています。同社は本社をマンチェスターに置き、拠点空港はロンドン・シティ空港、この10年間で保有機数、顧客数を拡大、いずれも倍増しています。
BAシティフライヤーは、イギリスのリージョナル航空会社のFlybeへBAコネクトを売却した際、ロンドン・シティ空港発着枠を残し、Avro RJ100の10機で運航を開始しました。設立時の2007年3月5日は週144便で、イギリスとヨーロッパの6地点に週250便に拡大し、2017年夏スケジュールは54地点への就航に拡大します。
当初はロンドン・シティ/エディンバラ線などビジネスが主力の路線から、顧客の要望に応じてレジャー路線にも就航し、主力のビジネス、レジャー路線ともに拡大してきました。展開する空港もロンドン・シティ、エディンバラ、さらにロンドン・スタンステッドの拠点化をはじめ、マンチェスター、バーミンガム、ブリストルなどにも新たな路線を開設します。
なお、BAシティフライヤーの機材はRJ100リージョナル・ジェットからエンブラエルに機材を入れ替え、現在はERJ-190が14機、ERJ-170が6機となっています。
同社は引き続き、イギリスやヨーロッパ主要都市を結び、早朝に出発、日中はビジネス、その日のうちに出発都市に戻るスケジュールを提供していく方針を堅持しつつ、利便性の高いロンドン・シティ空港からあたたかなヨーロッパのレジャー地へのネットワークも広げるとしています。