フェデックスは2017年3月11日(土)から3月17日(金)まで、オービス・インターナショナルのMD-10が初めてイギリスのロンドン・スタンステッド空港を訪問していると明らかにしています。使用されている機材は、オービス活動を支援するフェデックスが寄附した機体記号(レジ)「N330AU」です。
フェデックスは、この機材を運航するパイロットをはじめ、機材のメンテナンスと地上支援の提供、医療プログラムの翻訳活動、「空飛ぶ眼科」の機体を活用したイベントの支援など、ボランティア活動を含めてオービスの活動を支えています。
また、輸送サービスの提供や、世界各地でのオービス医療トレーニングプログラムに関連する医療用品の輸送支援も実施しています。
今回、訪問したイギリスは、世界で視覚障害を患う人たちを支援しており、1982年のオービス活動から370万の光学的治療を実現させただけでなく、医療従事者向けに21,469件のトレーニングセッションを支援しています。
フェデックスは30年以上にわたり、2,200万ドル超の寄附と現物輸送、さらにはボランティアのパイロットの支援などを続けており、引き続き支援を継続する方針です。
なお、オービスは非政府組織(NGO)で、世界各地で失明防止を目ざし、眼科医の能力向上や患者治療を実施しています。この機材には、最新の眼科医療設備を装備する仕様に機内が改修されています。
■Orbis: Flying Eye Hospital time-lapse and virtual tour