海上幕僚監部は2017年3月21日(火)から3月26日(日)まで、護衛艦「てるづき(DD-116)」をマレーシアに派遣すると発表しました。マレーシア海軍が主催する国際観艦式に参加するほか、この途上で多国間海上演習を実施します。「てるづき」にはSH-60K哨戒ヘリコプターが1機、または2機、搭載されています。
マレーシア海軍が主催する国際観艦式では、参加国との相互理解と友好親善の増進を図り、派遣隊員の国際感覚を育てていくことを目的としています。また、期間中、観艦式に招待された各国の艦船がマレーシア・ランカウィ周辺海空域で多国間海上演習が実施されます。
マレーシア海軍の空母、艦船、航空機などの観閲とあわせ、「てるづき」も国際部隊として参加します。この海上演習で海上自衛隊は、戦術技量の向上と参加国との相互運用性の強化を図ります。なお、護衛艦「てるづき」には人員、約220名が乗船しています。詳しくは、海上自衛隊のウェブサイトを参照ください。