ボーイングは2017年3月21日(火)、ライアンエアに450機目の737-800 NGの納入を祝いました。ライアンエアは1999年に737 NGの1機目を受領、平均で年25機を導入し、20年未満で大きな区切りを迎えました。
ライアンエアは1944年からボーイングのみで運航しており、737-800、さらに737-MAX 200を発注済みで585機まで保有機を拡大する計画です。これにより2024年までには年間の旅客数が年2億人までに増加、あわせて環境に配慮した機材の導入を進めます。
ライアンエアは737-800NGを今後、80機を受領し、737-MAX 200は100機を導入する計画です。特に、737-MAX 200は座席数が200席となる予定で、1席あたりの燃油コストは20%改善され、単通路機で最も効率よい機材になると同社ではアピールしています。
なお、2016年にライアンエアは1億1,900万人を輸送、1日1,800便を200地点に運航しています。同社はヨーロッパで最大のボーイング製機材の運航会社で、現在は737-700が1機、その他380機超は全て737-800となっています。また、同社はすでに70機超の737-800を退役させています。