ボーイングとアメリカ空軍、KC-46Aの試験をトラビス空軍基地で実施

ボーイングとアメリカ空軍、KC-46Aの試験をトラビス空軍基地で実施

ニュース画像 1枚目:KC-46A、トラビス空軍基地に到着
© U.S. Air Force / Louis Briscese
KC-46A、トラビス空軍基地に到着

アメリカ空軍トラビス空軍基地は、ボーイングが開発を進めるKC-46Aペガサスについて、2017年3月7日(火)から3月10日(金)まで、試験を実施したと明らかにしています。使用した機材は「N462KC」で、ボーイングの試験・評価チームの48名と第418航空試験飛行隊の4名が協力して実施しました。

KC-46Aは軍用とアメリカ連邦航空局の民間機の認証試験を進めており、トラビス空軍基地に滞在した4日間、地上、飛行テストを実施しました。北カリフォルニアの気温がこの基地での試験実施が選定された理由としています。このほか、同基地にはC-5ギャラクシー、C-17グローブマスターIII、KC-10など輸送機、空中給油機が所在し、試験を実施するために燃料を抜く施設の設備が整えられていること、同基地がKC-46Aの有力な配備先としてあげられていることも試験が実施された理由としてあげられています。

なお、KC-46Aは2017年秋までにカンザス州のマッコーネル空軍基地、オクラホマ州のアルタス空軍基地に配備される予定です。

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